「福岡県産米「ふくのこ」米粉とは?
「BEIMEN・べいめん」の米粉には、福岡県で生産された「ふくのこ」という米が100%使われています。「ふくのこ」は、農研機構が2016年に開発した、高アミロース米(アミロース28%含有)、西日本地域で麺用として適した品種です。2018年から福岡県直方市や遠賀川周辺で本格的に従来の主食用米と同様に栽培が行われています。
遠賀川周辺は、豊かな水と温暖な気候を持つ米の栽培に適した地域です。「ふくのこ」もこの環境にぴったりで、優れた栽培環境が整っています。
生産拡大の取り組みも取り組んでいます
「ふくのこ普及推進連絡協議会」は、直方・遠賀地区の生産組合の協力を得て、「ふくのこ」を使った米粉の麺の生産拡大を進めています。当社も「ふくのこ」を用いることで、これまで以上に美味しい米粉の麺を作ることができるようになりました。
「べいめん」は減り続けるお米の消費を拡大することを目的として開発しました。そのためには地元の米農家様との連携が必須です。現在では開発当初よりご協力いただいている石松守氏のご協力の元、遠賀ふくのこ生産組合を創設し、地元遠賀でも「ふくのこ」を安定して生産していただいています。「べいめん」を世に広め消費を拡大することで米の消費拡大と、米農家の継続に役立つことを望んでいます。
『ふくのこ』を使った米粉
「べいめん」に使われれる米粉には次の4種類があります。
ふくのこからもみがらを取り除いただけのものが『玄米』。玄米を水に浸けて発芽させたものが『発芽玄米』。きれいに精米されたものが『白米』です。
玄米はぬかや胚芽を残して精米するので、お米本来の栄養が残ったままなので、栄養豊富です。その玄米を発芽させた『発芽玄米』は食物繊維やビタミン、ミネラル、酵素などが豊富になり、さらに栄養価が高くなります。『白米』はきれいに精米されるため、栄養価は減りますが、ぬか臭さや硬さがなくなり、やわらかく美味しいごはんになります。
これらの良さを合わせたのが生麺用ミックス粉です。
ぬかや胚芽を残しているので、栄養化が高く、火を通しているので、生のままでも食べることができます。
生のまま粉にするので、生では食べることができません。
アルファー粉とベータ粉の違い
生のお米を粉にした米粉にしたものがベータ粉。米をそのまま粉にするため、硬く吸水性はよくありません。生なので食べることはできません。
アルファー粉は炊飯された米を急速乾燥させて製粉した米粉。炊飯して柔らかくしているので、吸水性・保水性が高く、冷めても硬くなりにくい特徴があります。
火を通して米粉にしているので、そのまま食べるこができます。
ふくのこを使ったべいめんには2種類があります
「べいめん」は、日本の高度な製粉・製麺技術を駆使して開発されました。多くの協力と試行錯誤を重ね、ついにグルテンを含まない米粉を使った世界初の米粉乾麺を完成させました。
現在は、焙煎発芽玄米の米粉を使った『焙煎発芽玄米べいめん』と精白米の米粉を使った『精白米べいめん』の2種類があります。
お米のチカラ!理想の焙煎発芽玄米べいめん
焙煎発芽玄米べいめんは4種の福岡県産米ふくのこ米粉をミックスして作られています。その中でも、ふくのこの外皮や胚芽を含む、発芽玄米粉には、栄養が豊富。特にGABA(ガンマ-アミノ酪酸)や食物繊維も含み、ストレスの軽減や高血圧の防止効果が高いと言われています。また、福岡県産米ふくのこは難消化性澱粉も主食米より多く血糖値の上昇も緩やかでグルテンフリーはもちろん、カラダにも優しく美味しい米粉めん麺です。