「べいめん」で使用している米粉「ふくのこ」とは
「べいめん」の米粉には、地元福岡県で生産された「ふくのこ」という米が使われています。「ふくのこ」は、農研機構が2016年に開発した、麺作りに最適な品種です。2018年から福岡県直方市や遠賀川周辺で本格的に栽培が始まりました。
遠賀川周辺は、豊かな水と温暖な気候を持つ米の栽培に適した地域です。「ふくのこ」もこの環境にぴったりで、優れた栽培環境が整っています。
生産拡大の取り組みも取り組んでいます
「ふくのこ普及推進連絡協議会」は、直方・遠賀地区の生産組合の協力を得て、「ふくのこ」を使った米粉の麺の生産拡大を進めています。当社も「ふくのこ」を用いることで、これまで以上に美味しい米粉の麺を作ることができるようになりました。
地元遠賀での取り組み
「べいめん」は減り続けるお米の消費を拡大することを目的として開発しました。そのためには地元の米農家様との連携が必須です。現在では開発当初よりご協力いただいている石松守氏のご協力の元、遠賀ふくのこ生産組合を創設し、地元遠賀でも「ふくのこ」を安定して生産していただいています。「べいめん」を世に広め消費を拡大することで米の消費拡大と、米農家の継続に役立つことを望んでいます。
精白米べいめんと発芽玄米べいめんの違い
「べいめん」に使われちる米粉には次の2種類があります。
- 精白米べいめん
「ふくのこ」を精白し米粉にしたものを使用。 - 発芽玄米べいめん
「ふくのこ」の玄米を少し発芽させ、その米粉で作られています。発芽玄米は白米よりも栄養価が高く、特にGABA(ガンマ-アミノ酪酸)の含有量が多くなります。そのため、栄養豊富な麺となります。
発芽玄米を使うことで、風味が香ばしくなり、白米では得られない豊かな味わいが楽しめます。発芽玄米べいめんは、炊きたてのご飯のような香ばしさと味があり、塩をかけるだけでも麺の美味しさが際立ちます。
発芽玄米べいめんの特徴
「べいめん」は、日本の高度な製粉・製麺技術を駆使して開発されました。多くの協力と試行錯誤を重ね、ついにグルテンを含まない米粉を使った世界初の米粉乾麺を完成させました。
- 米の選定
「べいめん」に最適な米の生産 - α化粉技術
低コストでα化粉を製造する機械の開発 - 製粉技術
- 製麺技術